生活安全条例とは、
安全で住み良い地域社会を実現することを目的として制定された条例の総称で、地域安全条例ともいいます。自治体によって名称は様々です。
地域における犯罪予防に関して、自治体、住民、事業者の責務を明確にしているのが特徴です。
協議会の設置、防犯ボランティア団体に対する支援等を定めています。
生活安全条例のはじまりと普及のながれ
1979年に制定された京都府長岡京市の「防犯推進に関する条例」が最初です。
1990年代までは、警察や防犯協会が自治体に働きかけて制定された条例が多く見られました。
2000年以降は、自治体が主体的に制定する条例が増えており、防犯まちづくりを推進する条例もあります。
石川県や滋賀県、奈良県など、県下の全市町村で制定されている県もあります。
宝塚市は、「宝塚市安全なまちづくりに関する条例」1999年制定