引用元
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220816/2020019226.html
【兵庫県内の特殊詐欺被害 現状は】
兵庫県警察本部によりますと、去年１年間に県内で確認された振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害は８５９件、被害額はおよそ１２億円に上りました。
今年に入っても、６月までの半年間に３９４件、５億２０００万円の被害が確認されていて、依然として深刻な状況です。
特に最近は警察官や自治体の職員などさまざまな職業をかたった人物が次々に電話をかけてきて、「キャッシュカードが不正利用されている」とか、「今から職員を向かわせるので指示に従ってほしい」と言って、ストーリー仕立てでことば巧みに現金やキャッシュカードをだましとる「劇場型」と呼ばれる手口が相次いでいます。
犯人グループは、被害者を動揺させて、正常な判断ができないうちに、お金をだまし取ろうとするため、犯人側と会話をしないことが最も重要です。
このため兵庫県警は被害に遭わないための対策として、
▽常に留守番電話に設定して、非通知や知らない電話には出ないこと
▽電話をかけてきた相手に「通話内容を自動録音する」などのメッセージを自動で伝える「自動録音機能付き」の電話機購入
を呼びかけています。